メガネママの子育てナース道

はじめまして!メガネママと申します。メガネの夫、2人の男児の4人家族。看護師、ちょっとだけカウンセラーとして働いております。子育て、看護、不妊、毎日のあれこれについて綴りつつ、下手くそな絵も描いていきたいです。ちょっと「ぷっ!」と笑える、あなたの笑いの癒し時間になれるようなブログにしていきたいです!

生後2ヶ月から看護師として復帰したワケ

私は長男を生後7ヶ月から、次男を生後2ヶ月から託児所に預けて看護師の仕事をしています。
現在次男は生後8ヶ月になりました。
生後2ヶ月から働きはじめたのには色々とワケあってです。
その理由と実情についてのお話。
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長男が生後6ヶ月の時に就職活動開始

結婚2年目に長男を妊娠。それまで公立病院で三交代をしていました。育休をとるか退職するか迷いましたが、育休をもらった場合、復帰後の夜勤は必須。我が家は主人も看護師で三交代をしており、頼れる身内もいないため、2人だけの力で三交代をこなす自信が私にはありませんでした。そのため、公立病院を退職しました。
長男が生後半年の時に訳あって母乳をやめました。(苦しみの母乳育児についてはおいおい記事にしたいですー。。。)


その時言った夫の一言
「母乳やめたなら専業主婦でいる意味なくね?誰が面倒みても一緒なんだから、預けて働いたら?」



ひどい!!!
今思い出してもムカつく一言!!
この一言はすごくムカついたんですが、当時の私は母乳育児を続けられなかったという思いから妻としても母としても自信を喪失しており、夫に何も言い返せませんでした。。。


こうして夫に言われるがまま就職活動を開始したのでした。



長男を預けて22時まで働く日も。そんな毎日を5年続けた

就職したのは無料で預けられる託児所があるクリニックでした。今まで経験したことがない分野だったので、初めは勉強が大変で、帰宅後夜中までノートをまとめる毎日。それに加えて慣れない託児所の環境で長男の夜泣きが始まり1時間毎に泣くので、抱っこして朝を迎える日もありました。
初めの半年は本当に本当に仕事がつらくて、何度も辞めようと思いました。
ただ、そんな時思い出したのは夫のあの一言。その言葉を思い出しては


「くっそーーー!!稼げばいいんだろ!稼げばっっ!!!」


とやけくそ根性を奮い立たせ乗り越えました。
そんなこんなで五年間その職場で働き、次男を妊娠し、産休を取得しました。


長男と長い時間を過ごす毎日‥どう過ごしていいかわからなかった

私は長男が7ヶ月の時から5年間、駆け抜けるように過ごしてきてしまいました。
いざ、産休に入って保育園の延長保育が使えなくなり、春休みに入って長男と毎日一緒に過ごしていると、長男とどうやって1日一緒に過ごせばいいのかわからない自分がいました。毎日遅くに迎えに行き、日曜日以外はほとんど保育園に預けていました。日曜日は家事をして出掛けしまえばすぐ終わります。
そして5歳の活発で反抗期の息子。一日家でじっとできる訳ありません。

「赤ちゃんもいるのに、長男とどう過ごしたらいいんだろ。

朝が来ると「今日も一日長男と過ごすのか…。」と不安とイライラで押し潰されそうな自分。
気づくと朝から晩まで長男に怒鳴り散らす自分がいました。



「もう限界!!」逃げるように仕事復帰

このままでは長男が可愛そう。そして私も鬱になりそう…。お互いのために良くない。
そう思った私は次男が生後2カ月になったと同時に仕事復帰をしました。フルでの復帰ではなく、育休を取得した状態で手当てがもらえる範囲内での仕事復帰です。週に1~2回仕事に行き、母乳時間に影響しないよう1日3時間程度の復帰です。長男と次男は病院の託児所に預けました。


仕事を始めて心のバランスが保てるようになった

仕事復帰をしたことが私にはプラスに働きました。子供から離れ、自由に動きスタッフと話し、患者さんのケアを行う。私はこのことに「自分らしさ」を感じました。


仕事が終わって託児所に迎えに行くと、「お帰り!」と満面の笑顔で胸に飛び込んでくる長男を「ただいま!待っててくれてありがとう!」と力いっぱい抱きしめる。自然と溢れる充実感と笑顔。


そんな小さな子を預けて働くなんてかわいそう…そう思う方も多いと思います。
でも私の場合は「子育てをする自分」と同じくらい「仕事をする自分」が大切なようです。
その二つがあって初めて私の中のバランスが保たれています。それが「私らしい」子育てのスタイルなのです。




現在もこの状態で仕事を続けています。次男が1歳になるまで育休は取得するつもりです。今では長男との時間にも慣れました。仕事もいいけど、こうやってゆっくり息子たちと過ごすのも悪くないな~と思う今日この頃です。
この育休の期間を通して初めて長男と向き合い「母親」になれた気がします。