アトピーで悩んでいた時のポンコツ発明

今日も来て頂いてありがとうございます。

子供の頃って、しょーもないもん
発明しませんでした？（せんか！）

溢れる発明への探究心。便利な道具を作りたい子供心。

アトピーが辛い！そんな時閃いた。

私は昔、アトピーで悩んでいました。
しかも小5で突然アトピーになりました。
今は治ってしまったのですが、当時の私は症状が重く、かなり悩んでいました。

年頃の女子ですから、
見た目を特に気にしてました。

ステロイドで黒く変化した皮膚
夜中に引っ掻き回した跡、
その傷から出る浸出液…。

どれだけ薬を塗っても、夜掻きむしってしまうんですよー。
そして朝、爪には掻いた証、黒い皮膚が入り込んでいて、首や肘はヒリヒリ…血が出てる。

そして、当時の私は考えました。
「だったら掻けなくしたらいいんじゃね！？」

そう思った私の発明品。

テッテレーーーーーー！

「腕曲がらん洞ーーー！」

説明しよう！

これは、厚紙を腕がギリギリ通る太さに丸め、絶対に抜けないように紐で結びつけだ筒である。
装着には介助を要する。
これを付けて寝れば、腕が曲がらないので、必然的に掻く事が出来ないのである。

我ながらすごい発明や！
これなら掻けない！
アトピーもビックリや…ウケケ…。

さっそく使ってみよう！

早速、その晩装置を着けて寝ました。
自分では着脱不可能なので、呆れ顔の母親に手伝わせて装着！

どやーーー！！！・・・・。

途中トイレに行けないので、事前にしっかり絞り出し就寝。

翌朝…

夜中痒みで何度か目覚めたものの、
まずまず眠れた。
そして痒くても掻けなかった！！

腕曲がらんもんね、そら掻けんわな！

これは大発明や！
毎日装着しよ！

装置を外して、さて朝ごはん。

ん゛ツーーーッッ！！

「腕曲がらん洞」を外してもらい、腕を曲げようとした瞬間、
全身に電撃のような痛みが走りました。

そして

腕が曲がらん！
曲がらん！
腕が曲がらんどーーーー！（壊）

曲げようと思うと激痛が走る。

なんと、寝てる間ずっと腕を伸ばしっぱなしにした影響で、
腕が拘縮してもーた！！

※拘縮…ずーっと同じ体勢でいる事で関節が固まって可動域が制限される事。
寝たきり患者さんもマメに動かしてあげないと関節拘縮が起きます。

曲げたいけど、痛すぎるーーー！
あーー、もーーーどーしよっ。。

30分程痛みと戦いながらゆっくり、ゆっくり腕を曲げる。
なんとかゆっくり曲げ伸ばしできるようになりましたが、痛みは数日残ったー。

おそるべし、曲がらん洞。。。

ポンコツー！

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