薄毛か子供か!?プロペシアの悩ましい現実。男性不妊に要注意!
今日も来て頂いてありがとうございます。
薄毛でお悩みの皆さーーん!!
(突然なに!?)
薄毛でお悩みの夫を持つ皆さーーん!!
将来薄毛が心配な皆さーーーん!
(くどいわ!)
私は薄毛の男子か、体臭がキツイ男子、どっちかと結婚しろと言われたら、薄毛と結婚します!!だから薄毛でもそんなに気にしないで!
(軽はずみ!)
薄毛治療薬で有名なプロペシア。
結構使っている方が多いんです。
ただ、子供が欲しい方は注意が必要ですよーー!
プロペシアって?
薄毛を改善させるお薬です。前立腺肥大の治療薬としても使用されていました。
主成分である「フィナステリド」が抜け毛防止に効果があります。
フィナステリドはテストステロン(男性ホルモン)を、ジヒドロテストステロンへと変化させる酵素の働きを阻害する働きがあります。
この「ジヒドロテストステロン」が毛をむしる…あっ…抜け毛になる原因になってるんです。
そんなこんなで、プロペシアを内服することで抜け毛が治まるという仕組みです。
プロペシアを内服すると精子の数が減ってまう
男性ホルモン系に対して抑制的に作用する効果のあるプロペシア。
もともと性欲の減退や勃起不全になることはよく言われていました。
それに加えて、これを内服している男子は精子の数が減少します。
そして精子のDNAにまで悪影響を及ぼすとも言われてます。
おーーこわっ!
アメリカの食品医薬品局FDAは、食品や医薬品など通常の生活で接する機会のある製品について、許可や違反品を取りしまる政府機関です。そのFDAが、胎児危険度分類基準(pregnancy category) を設けていて、医薬品による胎児傷害のリスクについて調査することができます。
この分類の中で、プロペシアのフィナステリド(finasteride)は【一番危険なX】に分類されています。
リスクXは、動物・人間への影響の研究にて胎児の異常が示されており、胎児へのリスクがある事実上の禁忌です。女性の胎児への影響は確認されていませんが、男性の胎児に関しては男性器の異常が確認されています。
ただし、胎児危険度分類の対象は”妊婦に対して用いられた場合”のリスクです。とはいえフィナステリドを服用している人は精子にも含まれることがわかっているので、子作りへの影響が少しでも心配な人は子作り期間だけでも服用をやめたほうがよいかもしれません。
妊婦に対してのリスクではありますが、精子も人から作られる細胞です。
影響がないとも言い切れず!
薬をやめても、戻らないかも!
アメリカの生殖医学会の雑誌『Fertility and Sterility』に掲載された論文に、「フィナステリドを飲んでいた男性14人について、服用中と、中止後の精子濃度を比較したところ、服用中の平均濃度は1ミリリットルで1,320万でしたが、中止すると4,225万に明らかに上昇していた。」という内容があります。
このように薬を中断すると、精子の数が改善する方も見えます。
が、改善しない場合もあります!!
勃起不全の方なども、薬を中断してもなかなか改善しにくい場合があるようです。
プロペシアは長い間(3年以上)服用する必要があるお薬で、長期の服用によって薄毛改善の効果が期待できるお薬です。
このように生殖機能に悪影響のある薬を3年以上も飲み続けていた場合、
3年後の精子を作る能力はかなり抑制されていることが考えられます。