飛行機に乗ったあとの耳の痛み。それって航空性中耳炎かも。
今日も来て頂いてありがとうございます。
旅行から帰ってきて片付けに追われ、長男の小学校の説明会に習い事の送迎、空っぽの冷蔵庫の中身の買い出しなど‥
バタバタと過ごしていたら乳腺炎になってしまい、寒気と熱と乳の激痛と闘っていました。だいぶ良くなりましたが、乳のシコリが取れませーん!
そんな中、我が家の長男にも異変が!?
突然、呼びかけても振り向かなくなる。
旅行から帰った翌日。ご飯を食べていると、長男か
「噛む時にアゴのとこが痛い」
と言いはじめました。
ただ強い痛みではない様子だったので、様子を見ていました。
その翌日、後ろから声をかけても振り向かず、何度も呼びかける事がありました。
そして、会話中も「え!?」と聞き返す事がかなりあり
「耳が聞こえてないのかも。」と思いました。耳の痛みはありませんでした。
その日は小学校の就学前検診。耳の聞こえの検査で高音が全く聞こえてないと指摘がありました。
航空性中耳炎と診断
鼻風邪などをベースに持った状態で飛行機に乗ってしまうと、気圧の関係で中耳炎になる事があり、それを航空性中耳炎と言うそうです。
航空性中耳炎の症状は?
•耳の痛み
•耳閉感
•聞こえにくさ
息子は痛みは少ないものの、3つとも当てはまりました。
航空性中耳炎の原因は?
主な原因は、耳管の通気機能不全です。
耳管は鼻の奥と中耳(鼓膜の内側)をつないでいる器官で、鼻の奥にある耳管口を開閉させることにより、空気を中耳に通して中耳内の圧力と外部の圧力(気圧)を同じにする役割をしています。
この耳管の機能が上手く働かないと、中耳内と外部に圧力差が生じてしまい、この圧力差の影響で航空性中耳炎になることがあります。風邪・アレルギー性鼻炎・副鼻腔炎などで鼻の奥が腫れている(鼻がつまっている)と、耳管の機能が悪くなり航空性中耳炎になりやすくなります。
また、耳管狭窄症の方も航空性中耳炎になりやすくなります。
長男、ここずっと風邪が治りきらず、咳と鼻水が続いていました。
熱が無いので病院にも行かなかったのですが、これがダメでしたねー。
航空性中耳炎の治療と予防
治療は通常の急性中耳炎や浸出性中耳炎と同じで、薬物療法(内服薬や外用薬)が中心になります。
状態によっては、鼓膜切開をすることもあるそうです。
航空性中耳炎を予防するために出来る事
治療は通常の急性中耳炎や浸出性中耳炎と同じで、薬物療法(内服薬や外用薬)が中心になります。
状態によっては、鼓膜切開をすることもあるそうです。
航空性中耳炎を予防するために出来る事
風邪や鼻炎を治療しておく。
飛行機用の耳栓を使用する。
搭乗中(特に下降時)アメをなめたり、飲み物を少しづつ頻回に飲む。
搭乗時・下降時に点鼻薬(血管収縮剤)を使用する。
また耳抜きが有効な時もあれば、逆効果になってしまう事もあるそうなので要注意です。
息子は抗生剤と鼻水を出しやすくする薬を処方されました。
今日で内服を開始し2日目ですが、まだまだ聞こえにくいようです。
これから風邪を引きやすい季節。皆さまもお気を付け下さい!