メガネママの子育てナース道

はじめまして!メガネママと申します。メガネの夫、2人の男児の4人家族。看護師、ちょっとだけカウンセラーとして働いております。子育て、看護、不妊、毎日のあれこれについて綴りつつ、下手くそな絵も描いていきたいです。ちょっと「ぷっ!」と笑える、あなたの笑いの癒し時間になれるようなブログにしていきたいです!

クリニック看護師の苦悩 ~クリニックの独裁政治~

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メガネママ、怒ってます…。。。。。
昨日からずっと怒っております。。。。



この怒りをどこにぶつけていいかわからないので、ここでぶつけてもいいですか?
これを職場の上司にみられたら、クビになるかもしらん。
けど、こんな病院クソくらえ。やめれたらラッキーくらいの気持ちで。
あ……あーーーー、もうPCを打つ手が止まらない…(笑)




私は現在クリニックで働いています。
総合病院や大学病院で働いていると、クリニックって魅力的に感じますよね!
「ゆったりしてそう!」「家庭と両立しやすそう!」と転職を考えいている人もいるでしょう。
そんな方に


    悲報!!!!!クリニックの独裁政治


こんなお話しをお届けします。




院長、師長、院長妻など上層部がすべてのルール

私のクリニックはある大きな組織から独立しました。私は以前、別のクリニックでトラウマになるくらいのつらい体験をして退職した経験があります。なので、「もう二度とクリニックでは働かねー!」
と思い、ある程度大きな組織に就職しました。が、まさかの私の部署の独立!?
新クリニックについていくか、残るか…相当迷いましたが、何年も一緒に働いてきたスタッフたちが皆付いていく事になり、上からも「メガネママが以前いたようなクリニックには絶対しないから!」と説得され、
ついていきました。


が…



やはり開業すると、人は変わるのです。



今まで何も考えず医療一本で仕事をしてきた医者が経営をするのです。



賃金を払うのが自分になり、自分の方針について来れないスタッフは気に入らない。

自分の方針に意見するスタッフは気に入らない。




そうなっていくんです。





クリニックは家族経営のところも多いでしょう。院長や師長、その他の家族がすべてのルールになっていくんです。それに背く人は排除されていきます。




スタッフの事を第一に考えて行動にでた看護師が…

この悪しき環境をなんとかしたい!みんなが働きやすい環境にしたい!と立ち上がった同僚がいました。
みんなから意見を集めて、まとめて、上に提出をしてくれたのです。
本当に勇気ある行動でした。みんな思っていても、言えない…、辛いけど言えない…、と我慢し、不満ばかりが募っていました。このままではみんなが辞めちゃう!そう思って行動にでてくれたのです。


しかし、これが上層部を怒らせてしましました。
ただ、働く環境をみんなで良くしましょう!、ここを改善してくれたら、嬉しいしもっと頑張れそう!
そう言う事を伝えたかっただけなんです。
色々な誤解も生じ、結局上層部を怒らせるだけの事態になってしまったんです。


「こんなことがしたかったのではないのに…」


私たちが伝えたかった事、したかった事とは正反対な方向に進んでいきました。
上層部は意見した内容云々より、下々の者が一揆を起こしたこと自体が気に入らなかったのでしょう。



上の怒りの矛先は皆のために立ち上がってくれた看護師一人にぶつけられました。



個室に呼び出され、かなり攻め立てられたようでした。



彼女をフォローする上司はだれもおらず、白い眼をして「ざまーみろ」というような高笑い。



働く環境を良くしたいと立ち上がってくれたのに、彼女の働く環境は最悪のものになってしまいました。



人間関係が悪くなると逃げ場のないクリニック

クリニックとはとても狭い世界。毎日家族のように同じスタッフと狭い空間で過ごします。
異動願いも出せません。一度人間関係が悪くなると最後…よっぽどのことが無い限り、悪化の一歩を辿ります。
上司から向けられる冷たい目線、避けられている感覚…これを毎日毎日味わう。これほど辛い事はありません。私たち同僚がどれだけ彼女を支えても、上司からの辛い当たりからくるダメージを癒すことはできませんでした。彼女は仕事にこれない状態になってしまいました。


クリニックは上の人間性が重要

「結局ここのクリニックもそうなるのか」
今回の事でそう思いました。私は自分の働いているクリニックの分野の看護が好きです。
やりがいもあるし、患者さんのためになりたい!そう思って毎日仕事をしてきました。
でも、その気持ちも消え失せてしまう。
この病院のために頑張るのはもったいない。そう思えてしまう。
他のスタッフもそうです。その一件以降、みなモチベーションが下がってしまいました。


今回の事も

「みんなこんな風に感じていたんだね。全部は改善できない事もあるかもしれないけど、みんなが少しでも働きやすくなるように、一緒に考えていきましょう!」

上のこの一言で丸く納まったと思うんです。



そうすれば、みんなからのいろんな意見も吸収できて、結果的には患者さんにもいい医療が提供できる病院になっていくと思うんです。
本当にもったいない病院だ…と思いました。
クリニックははやり上層部の人間性が物を言うな…と改めて感じました。




家庭の事情もあるので、私はすぐにこのクリニックを辞める事はできません。
でも、長く働く事はないだろうと思います。
病院を良くしたいと頑張るスタッフを大切にできない病院って本当に悲しいです。病院にとって都合のいい人間ばかりが生き残っていくクリニック。まさに独裁政治。
このようなクリニックばかりではないかと思いますが…、いや、このようなクリニックばかりでないことを切に願う今日この頃です…。

これならできる!看護師のメンタルヘルス対策ハンドブック [ 堤明純 ]